皆様こんにちは、KING OF TIMEサポートセンターの宍戸です。 |
こんにちは、同じく臼井です。今年の台風はなんだか妙ですよね。 |
なんで台風って、わざわざ日本の上を通って行くんだろうね。絶対、狙って来てるよね。 |
低緯度から高緯度に向かっていく性質と、地球の自転の方向のせいですよ。「コリオリの力」って聞いたことありませんか? 台風が渦を巻いているのも、その力が作用しているためです。決して、感情的に日本をめがけて来ているわけではありませんよ。 |
いや~どうだろう。「どうやら日本っていいところらしいぜー!」 「リアリィ!?じゃあちょっと行ってくるわ~!」くらいの感じだと思うよ。 |
……なんだか宍戸さんが羨ましくなってきましたよ……。 |
え~?どうしたの急にィ~!よせやいよせやい!デヘヘヘェ~ |
褒めてないです |
褒めてねーのかよ! さて、今日は残業がうまく集計されないと感じる人がいる件について話そうと思ってたんだ。 |
えっ、残業は基本的には従業員種別の設定で「残業開始時間」を入力すれば 自動で集計されるようになるので、あまり困らないと思うんですが……。 |
うん、大抵の場合はそうだね。 でも、始業前の集計ルールって、会社によるじゃない? |
ええ、そのとおりですね。準備時間だから一切計上しない、ってケースもあれば、 全部集計して賃金支払の対象としているケースもあります。 |
ね。まちまちだよね。 その辺の計算をする・しないなどついて、どの設定が影響しているかを説明しようと思います! |
なるほど、そうしましょう! |
今回は、以下のような設定がされているケースを例にして話しますね。 |
【例】
出勤予定 09:00
退勤予定 18:00
休憩予定 12:00~13:00
残業開始時間 8時間0分間を超過した勤務については、残業としてカウントする
実際の出勤打刻 08:47
実際の退勤打刻 19:02
ほとんどの場合は職場に着いた時や、業務開始準備ができた時に出勤打刻をすると思うんですが、 そうすると8:47とか、まあそのへんの時刻に打つことになるから、出勤予定時刻より前の微妙な時間が集計されますよね。 今回の例で言うと13分。まず、この時間を労働時間として扱うか扱わないかを定めることができますが、それはどこでしょう!臼井ちゃん。 |
ハイ!従業員種別の設定の、「出勤予定前の労働時間の取り扱い」で選択できます! |
正解!即答だねえ~。そうです、この項目において、『勤怠時間として扱う』を選択すれば 13分は労働時間として集計されるし、『勤怠時間として扱わない』を選択すれば、どんなに早く打刻をしても 必ず9:00からの分しか集計されない、ということになります。後者を選択している人は下記のような集計になり、 残業がうまく集計されないと感じることはほぼ無いです。 |
出勤予定から退勤予定までの実労働時間がちょうど8時間なので、 退勤予定時刻以降の労働時間はそのまま残業になるからですね。スケジュールの区切り通りでキレイに集計されますよね。 |
うん。では、『勤怠時間として扱う』を選択している人はどうでしょう。 KING OF TIMEでは、「所定時間」とはスケジュール内の労働時間のことを指すので、 出勤予定前の13分間は、所定外時間として集計されます。 ただし!この時点で、ある箇所の設定により、下記のような2通りの集計にわかれます。 |
【1】
【2】
あ~、これは残業起算時刻が影響していますね。
出勤打刻時刻の8:47を起算としていると、17:47の時点で8時間の実労働時間を満たしたことになり、
それ以降の労働時間が残業として集計されるため、【1】のようになります。 |
そういうこと!所定も変わってくるよ。さっきも言ったけど、「所定時間」はスケジュール内の時間だから、
9:00~12:00、13:00~17:47の7時間47分が所定として扱われるんだす。 ごめん噛んだ、「だす」とか言っちゃった。 |
(笑) |
じゃあ、【2】の方の集計にしたければどういう設定にしたらいいかと言うと、 従業員種別の設定の「高度な設定」にある、「早出の際の残業起算時刻」で『出勤予定時刻とする』を 選択すればいいんです! |
こうすれば、所定外はそのままで、出勤予定時刻の9:00から8時間の実労働時間超過分を 残業として集計することができますね。これもスケジュールの区切り通りのわかりやすい集計になりました。 |
そうだね!さて、ここで一つ問題が出てきました。 早出も残業扱いにしたい、所定外ではなく残業に合算したい!だから【1】でも【2】でもなく、 シンプルに下記のようにしたいんだー!という場合。 |
【3】
臼井大先生、これに対応することはできますか? |
はい、可能です!先ほどの項目「早出の際の残業起算時刻」で『出勤予定時刻とする』を 選択した後に、すぐ横の『早出(所定外)を残業計算に含める』にチェックを入れるんです。 |
エクセレーンッ!さすがベテラン。これで、実労働時間が8時間を超えていれば、 出勤予定前の労働時間であっても、所定外ではなく残業として扱うことができます。 |
はー、残業計算は奥が深いですねえ……。 設定によって様々な集計を実現するKING OF TIMEの懐の深さもスゴイですよね。 |
残業計算に関する設定でここで紹介しただけではないし、その辺りの知識については サポートセンターのスタッフ全員みっちり勉強しているから、困ったらお電話なりメールなりで お気軽にお問い合わせくださいね!(カメラ目線) |
それでは今回はこの辺で。 今後もお役立ち情報をお届けいたしますので、どうぞよろしくお願いいたします! |