皆様こんにちは、KING OF TIMEサポートセンターの宍戸です。 |
こんにちは、同じくKING OF TIMEサポートセンターの臼井です。 |
臼井ちゃん、くだらないこと言っていい?あ、その前にサブロク協定って知ってる? |
三六協定ですか?労働者に時間外労働させるには、労働者と使用者の間で協定を締結しなければならないという…… 労働基準法第36条関連のことですよね? |
そうそれ!私さあ、サブロク協定って単語を口にする度に、演歌界のドンの顔が脳裏に浮かぶの。ウヘヘヘ…… |
本当にくだらなかった…… |
いやいやいや、こっから巻き返すから安心して?今日はね、そのサブロク協定に関連する設定について説明しようかと思って。 |
それには賛成です!日々の残業の累計が 一ヶ月で45時間とか60時間を超えた分は、 通常の残業とは別に集計できること、ご存じない方もいるかもしれませんし。 |
あ、なんかもう言いたいこと全部言われた感あるけど早速いってみよー! |
しきい値を超えた残業を別集計!「割増残業集計機能」
労働者と締結した36協定を所轄の労働基準監督署に提出すれば、上限を45時間として時間外労働または休日労働をさせることができますよね。
そして、特別条項付き三六協定を締結して届け出れば、45時間を超えて一定の時間まで
働いてもらうこともできる、というのが現在のルールであると。
他にも細かい決まりごとはありますが、ここでは説明を省略させていただきますね。
で、ここからがポイントなんですが、45時間を超える残業に対しては、25%を超える割増率で賃金を支払うという
努力義務が課せられること、さらには60時間を超える残業に対しての割増率が50%以上でなければならないということを考えると、
残業を同じセルで集計していては給与計算の時に大変なわけです。
KING OF TIMEの割増残業集計機能は、45時間を超えた分や60時間を超えた分を
自動で他のセルに集計することができるため、ホワイト企業を目指す皆様にはうってつけの機能なんです!
まずは管理画面TOPを表示しましょう。左側の歯車の「設定」エリアから、「その他」→[オプション]と進んでください。
「勤怠管理設定」という見出しのゾーンから、割増残業集計機能という項目で『2段階の割増し残業を使用する』を選択しましょう。
ここで言う2段階とは、45時間を超えた分と60時間を超えた分をそれぞれ別に集計することです。
60時間を超えた分だけ集計したい、ということなら『1段階の割増し残業を使用する』を選択してください。
次に、この機能を適用する雇用区分に設定を入れましょう。
ホームに戻り、左側の歯車の「設定」エリアから、「従業員」→[雇用区分設定]と進みます。
対象の雇用区分をクリックして[編集]を押すと、「月の時間外集計」という見出しと、割増残業という項目が追加されています。
割増残業「 」時間、割増残業2「 」時間 という入力ボックスに、45と60を入力します。
※45と60に限らず、自由に入力できるようになっています。
『割増し対象項目』の選択肢で、どの項目を集計対象とするかを選択しましょう。
デフォルトでは「残業+深夜残業+法定外休日労働合計」ですが、皆様のやりたいことに合わせて対象を変更してもOKです。
諸々の指定が終わったら、[登録]ボタンを押して設定を保存してください。
過去の集計値にも反映させたい場合は、勤怠データ再計算を行ってくださいね!
さてそうすると、タイムカードを表示した際の時間集計欄はこんな感じになります。
まず、通常の残業はこの赤枠箇所を見てください。
「残業」は通常時間帯での残業、「深夜残業」は深夜時間帯での残業です。これらの合計が45時間に到達すると、
以降の残業時間は「割増残業」と「割増深夜残業」に振り分けられます。青枠のところです。
そして、赤枠と青枠の合計が60時間に到達すると、以降の残業時間は「割増残業2」と「割増深夜残業2」に振り分けられます。
緑枠のところです。
今回は説明しやすいように法定外休日労働時間のない集計でご案内いたしましたが、
法定外休日労働時間があればそれも含めて考えることになります。このように、
(1)45時間までの時間外労働
(2)45時間~60時間の時間外労働
(3)60時間超過の時間外労働
を それぞれ別枠で集計することにより、それぞれの割増率を掛けた給与計算をすることが可能になります。
割増残業時間に関する項目はエクスポートにも対応しているので、月別データ出力のレイアウトで選択できますよ。
いかがでしょうか! すでにご利用中のお客様も、これからご検討のお客様も、ぜひ当機能を一度ご確認くださいね。 |
皆様の勤怠管理を、より良いものにするお手伝いができれば嬉しいです! |
それでは今回はこの辺で。 またお役立ち情報をお届けいたしますので、どうぞよろしくお願いいたします! |