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『年5日有休取得義務』 実際にあったお困りな点を解決!!

公開日:2019年5月22日(当記事の内容は公開時点のものです)

木々に青葉が美しいこの頃、いかがお過ごしでしょうか。
ヒューマンテクノロジーズの佐藤です。
先週は母の日だったので、久しぶりに実家に帰りました。
毎年カーネーションを贈るのですが、赤いカーネーションの花言葉が、
「母への愛」ということを今年初めて知りました!!
素敵な贈り物だなと思ったので来年もカーネーションを贈ろうと思います♡

さて、2019年4月に有給休暇義務化が施行されましたが、設定はお済みでしょうか??
本製品で2019年2月にリリースされた『年5日有休取得義務機能』ですが、
「有休の警告設定をしたのに警告が表示されない」とお困りではありませんか?
今回は実際にあったお客様からのお問い合わせを例に、ご説明いたします!

まずは基本の設定をおさらい
 >>> 詳しくはこちら

~ それでは実際にあったケースをご説明いたします。 ~

ケース1

履行期間が重複する場合

初回の付与を入社から半年後、2回目を付与日基準で付与すると、履行期間が重複します。

例)2019年4月1日に10日以上の年次有休付与を行なったが、警告が表示されない。
◎ 勤怠 太郎 さん
初回付与  2019年3月1日
2回目付与 2019年4月1日

▶ 10日以上付与の期間が重複した場合の仕様
重複する最初の期間の開始日から最後の期間の終了日を履行期間とし、
その期間内に1年あたり、5日以上取得する必要があります。

ここでポイントとなるのが、「最初の期間開始日(基準日)」です。
本システムでは2019年4月以降の休暇データに適用されます。
上記、付与では最初の期間は「2019年3月1日」からですので、適用されません。

最初の期間開始日(年次有休付与)が2019年4月以降であれば警告が表示されます。


Q:警告表示対象とするには?

2019年4月1日より前の年次有休付与を手動付与に変更すると、最初の期間が2019年4月1日となり、警告が表示されます。

◎ 2019年3月1日を「年次有休付与」から「手動付与」へ変更をすると、
 『一部前倒し付与』へ変わります。
◎ 2019年4月1日~2021年3月31日の期間内に『5日 – 前倒し期間に取得をした日数』の
  取得が条件となります。


ケース2

手動で毎年付与している場合

例)2019年4月1日に10日以上の手動付与を行なったが、警告が表示されない。
◎ 勤怠 太郎 さん
初回付与  2018年4月1日
2回目付与 2018年5月1日
3回目付与 2019年4月1日

▶ すべて手動で付与している場合の仕様
有休付与は1年に1回の付与を想定しています。
そのため手動付与を繰り返している場合は、直近の付与期間が12ヶ月以上離れている必要があります。

上記付与では、直近の付与2019年4月1日と2018年5月1日の付与が12ヶ月以上離れていないため、警告対象外です。


Q:警告表示対象とするには?

2回目の2018年5月1の手動付与を2018年4月1日に変更すると、直近の2019年4月1日の付与から12ヶ月以上離れるので警告が表示されます。


有休機能については、今後『有休台帳機能』にも対応予定です。
今後もKING OF TIMEをご愛顧いただけますよう邁進してまいりますので、何卒よろしくお願いいたします。

 
 
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