皆様こんにちは、KING OF TIMEサポートセンターの宍戸です。
例年より早い梅雨入りかと思いきや、初期はまとまった雨が降らず
驚くほどの行楽日和が続きましたね。
昨年の今頃は、このメルマガでゲリラ豪雨について言及した記憶があるのですが
毎年毎年、同じ季節でも違う顔を見せてくれるのだから地球って不思議です。
これは私の予想なんですけどね、今年の日照りはアメフラシさんが
休憩開始打刻からずっと休憩中であることが原因です。
休憩終了打刻を忘れると地球規模で影響が出るんですよ!未確定勤務おお怖い!
というわけで地上の水分バランスについてはアメフラシさんにお戻りいただくとして、
今回はKING OF TIMEでの休憩についてご案内しますね。
選べる休憩!徹底管理可能です
KING OF TIMEでは、3種類のタイプの休憩があります。
・打刻休憩
・従業員種別休憩
・スケジュール休憩
どの休憩を使用するかは、貴社の運用に応じて選択してくださいね。
■打刻休憩
タイムレコーダーで打刻された、[休憩開始]から[休憩終了]までの時間を休憩時間とする機能です。
打刻時刻を丸めるか、取得時間を丸めるかの設定をすることができます。
打刻ベースのため最も正確に休憩を計上可能ですが、打刻忘れを起こすリスクがあります。
■従業員種別休憩
従業員種別単位で、拘束時間に応じた休憩時間を設定する機能です。
設定>従業員種別の設定>「休憩時間1~3(追加可能)」
[ ○ ]分間の労働につき[ △ ]分間の休憩を自動取得する
○に入力された条件を満たした場合、△分間の休憩を労働時間から減じます。
条件さえ満たせば必ず計算されるため、休憩の減算漏れが起こりにくいです。
しかしながら、同じ拘束時間でもシフトによって休憩取得時間が異なる場合には対応できかねます。
■スケジュール休憩
スケジュールパターン毎に、休憩時間を設定しておく機能です。2通りの登録が可能で、
「休憩設定1~3(追加可能)」の方では、休憩開始時刻と休憩終了時刻を設定可能です。
その時間帯から必ず休憩を減じます。
12:00~13:00と、17:45~18:00が休憩、というように明確な規則が存在する場合に適しています。
「休憩予定時間」の方では、時間帯の指定はせずに、このスケジュールを使用した際に
必ず休憩として労働時間から減ずる時間を設定できます。
大変使い勝手の良い休憩タイプですが、勤務日毎に該当スケジュールが割り当てられていることが必須です。
打刻休憩も自動休憩もどっちも使ったらどうなるのかしら?
どうですか?それぞれ特徴があり、甲乙つけがたいですよね。
さて、ではこの3つの休憩が重複した場合はどうでしょうか。
皆様一度は経験済みかもしれませんが、自動休憩も全て設定した上で打刻でも休憩を取ったとなると、
想定していた値とは異なる休憩時間が計算されてしまう場合があります。
では各種休憩は併用できないの?
いいえご安心ください!
設定>従業員種別の設定>高度な設定>「休憩時間の優先順位」
→打刻休憩・各種自動休憩設定を同時に取得した場合
・自動判別(デフォルト)
・打刻休憩優先
・各種休憩を合算
上記の3つから、複数の休憩をどう処理するかを選択しておけるのです!
■自動判別(デフォルト)
デフォルトはこの設定です。最も取得時間が長い休憩を休憩時間として適用します。
例えば、従業員種別の設定で「481分間の労働につき60分間の休憩」と設定されている従業員が
打刻で40分間しか休憩を取っていなかったとしても、60分間の休憩時間が適用されます。
同条件で61分間の打刻休憩があったとしたら、61分間の休憩時間が適用されます。
■打刻休憩優先
打刻による休憩を優先することができます。
打刻がない場合は自動休憩の設定通りに反映されますが、1分間でも打刻での休憩時間が
あった場合は自動休憩は無効化され、打刻休憩が休憩時間として適用されます。
■各種休憩を合算
打刻休憩と、自動休憩を全て合算します。
お昼休憩は自動で30分引かせて、あとは好きな時間に15分休憩を2回打刻で取らせる。
というような運用の場合に使用します。
いかがでしたでしょうか。
設定の組み合わせで、いろいろなルールに対応できるようになっていますよ♪
休憩を返上して働くこともあるじゃないですか(涙)
しかしながら悲しいことに、
「自動休憩だと打刻しなくても必ず引かれるからラクでいいけど、昨日は忙しすぎて休憩取れなかった……」
こんな時もたま~にありますよね?
勘の良い皆様はもうお気づきでしょうが、勤務編集画面からの自動休憩無効処理も
合わせ技で考えると、イレギュラーな勤務にも対応可能で安心ですね!
それでは今回はこの辺で。
今後もお役立ち情報をご案内させていただきますので、どうぞよろしくお願いいたします!