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導入企業インタビュー

社会福祉法人備後の里様

社会福祉法人備後の里様

人事労務に勤怠、給与、年末調整まで。作業効率が格段に向上

社会福祉法人備後の里様
広島県福山市で「備後の里」「備後の里まなぐら」「備後の里まなぐら南」の三つの施設を運営されている社会福祉法人備後の里。KING OF TIMEの勤怠だけでなく、人事労務、給与とシリーズで活用され、業務効率化を推進されていらっしゃいます。本部の清原様と佐藤様にお話をうかがいました。

事業概要

社名
社会福祉法人備後の里
業態
医療・福祉
利用者数
約100名
拠点数
3拠点
打刻方法
PC接続型ICカード
導入前
タイムカード

人事労務に勤怠、給与、年末調整まで。連携させることで作業効率が格段に向上

WEB給与明細を発行したい。人事労務の課題解決を目的に勤怠も導入

KING OF TIMEを導入する前は、どのように勤怠管理を行っていましたか。
清原様: 紙のタイムカードを使用していました。紙のタイムカードから勤怠管理システムに移行したいとは思っていましたが、実は私たちがKING OF TIMEの使用を検討した最初の目的は勤怠管理ではなく、人事労務でした。
従業員に紙の給与明細を配布した際に、給与明細を受け取った、受け取っていないといった行き違いが起きることがありました。行き違いをなくすだけでなく、業務改革にもなるため給与明細を電子化したいという話があり、WEB給与明細に切り替えるために人事労務関連のシステム導入を検討しました。
社会福祉法人備後の里

社会福祉法人備後の里

ワンプライスで人事労務も勤怠も。圧倒的なコストパフォーマンス

KING OF TIME以外のシステムは検討されましたか。
清原様: もちろんKING OF TIME以外のシステムも検討しました。人事労務と勤怠管理はシステム化していませんでしたが、給与は別メーカーのシステムを導入していました。そのシステムも給与以外に人事労務や勤怠管理のラインナップはあったので、システムの連携を考えたら同じシリーズでという選択肢もありました。
比較検討する中で、KING OF TIMEを最終的に選んだ理由を教えてください。
清原様:私が以前の勤務先でKING OF TIMEの勤怠を使っていてとても使いやすかったので、勤怠管理システムを導入するならKING OF TIMEが良いなと思っていたのもあります。
また、検討していた勤怠システムはサーバー型(当時)で、導入費用がけっこう高額でした。
一方のKING OF TIMEはクラウド型で初期費用がかかりません。それに、KING OF TIMEの人事労務は勤怠に付帯するサービスで、両方使っても月額1名300円という使用料は変わりません。人事労務と勤怠の両方を使ってもワンプライスなのでランニングコスト面も優秀です。勤怠管理システムでは業界トップシェアという安心感も決め手になりました。
また、サーバー型は5年リースなどの契約で、万が一、運用が難しい部分があっても使い続けなくてはいけません。その点KING OF TIMEは契約期間の縛りなどもなかったので、契約の柔軟性にも魅力を感じました。
KING OF TIME勤怠 管理画面

KING OF TIME勤怠 管理画面

作業時間は半分以下。業務に余裕が出た

給与明細の課題はどのように改善されましたか。
清原様: まず人事労務で行う給与明細の発行ですが、以前は紙の給与明細を専用封筒に入れて渡すという作業に毎月1~2時間費やしていました。
作業時間が軽減され、専用封筒が必要なくなったので備品のコスト削減にもなりました。まだ一部の従業員には紙の給与明細で対応していますが、2025年にはWEB給与明細に完全移行する予定です。
勤怠の課題はどのように改善されましたか。
清原様: 勤怠管理については、紙のタイムカードを使っていた時は、書き込まれた残業時間をExcelで一覧表にし、給与システムに手入力で反映していました。そうした勤怠に関連した作業は2人で3~4日かかっていましたが、現在はその半分の時間で終えることができています。

他にも、年5日の有給休暇取得義務の対応にも余裕をもてるようになりました。
導入前は期限直前に取得できていないことが分かって、1~2カ月で5日取得してもらうこともありました。やはり業務の兼ね合いで有給をまとめて取りにくい部署もあったので調整が大変でした。それが、半年前にはチェックして計画的にとれるようになり、現場の人員配置にも貢献しています。
実際にご利用されてみて、使い勝手はいかがでしょうか。
清原様: 全体的に分かりやすいです。使い方が分からない時はお客様サポートを利用しました。問い合わせた回数は数回程度ですが、簡単に作業が終わるようになって、時間に余裕ができました。バタバタと慌てて仕事をすることがなくなりました。
KING OF TIME人事労務 給与明細

KING OF TIME人事労務 給与明細

給与計算はワンクリック。それだけで完了

人事労務、勤怠に続き、給与もKING OF TIMEを使用いただいています。どのような経緯がありましたか。
清原様: KING OF TIME給与が2023年2月にリリースされたことを、プレスリリースで知りました。もともと使っていた給与システムが近々サービスを終了することが分かり、同じシリーズのクラウド版への移行を勧められたタイミングでもありました。ですが、保守料も高くなることがわかりました。
KING OF TIME給与は、ワンプライス300円で給与計算もでき保守料が削減できるので、これを機に給与システムもKING OF TIMEに変更しようと考えました。
KING OF TIME給与を選んだ理由を教えてください。
清原様: 人事労務、勤怠、給与をまとめて使うことで業務の効率化が目指せるからです。勤怠と給与のシステムを別々に使用していても、KING OF TIME勤怠からCSVでデータを抽出して給与システムに取り込むことで対応はできますが、すべてをKING OF TIMEで揃えればデータを取り込む必要もありません。
KING OF TIME内でデータが共有されるので、端的に言えばワンクリック。ものの数分で作業が終わります。利便性の高さは言うまでもありません。
KING OF TIMEシリーズ製品

KING OF TIMEシリーズ製品

直感的な操作性で、使いやすい、分かりやすい

KING OF TIME給与の導入後に感じている効果はありますか。
清原様: 労働保険の年度更新作成資料もバージョンアップで機能追加され、KING OF TIME給与で算定基礎情報をCSVで抽出でき便利になりました。今までは算定基礎情報を、社会保険届書作成プログラムに一つひとつ打ち込んでいたのですが、その手間がなくなりました。

佐藤様: 以前の給与システムは機能が充実しているものの、機能の階層が深かったんです。操作画面を開くと、機能ごとのカテゴリがずらっと並んで出てきて、カテゴリーの中から項目を選ぶ作業が慣れるまで大変で。すべての機能を使いこなせていませんでした。
けれどKING OF TIME給与は、まず給与関連で必須という項目が並んでいて、とても選びやすいんです。出力が必要なデータもパッと一目で確認できることも使いやすい点でしたね。
KING OF TIME給与 帳票・データ画面

KING OF TIME給与 帳票・データ画面

年末調整機能も利用。読み取り機能で業務簡便化。ここまでできて300円

清原様: それから2023年末に年末調整機能を初めて利用しました。年末調整機能はリリース後に拡張されて備わった機能の一つですが、どんどん便利になっていると感じていますし、便利になれば現場での使用頻度がさらに高くなり、効率化が進むと期待しています。

佐藤様: 昨年は試運転も兼ねて紙で提出していただきましたが、年末調整機能は本当に便利でした。生命保険料控除証明書等の写真を撮って、システム上にアップロードすると自動で文字を読み取ってくれる。一連の操作が直感的にこなせました。
実際に操作してみると使いやすさは伝わると思います。私もすぐに使いこなせるようになりましたし、マニュアルを見れば大半は解決できます。 勤怠、人事労務、給与、年末調整までできて300円。コストパフォーマンスが高いです。
KING OF TIME給与 年末調整入力画面

KING OF TIME給与 年末調整入力画面

機能拡張に期待。より使いやすいKING OF TIMEに

今後はどのようにKING OF TIMEを活用していこうと考えていますか。
清原様: 現在はKING OF TIMEへの入力は私たちが担当しているので、まずは今年の年末調整から、従業員がKING OF TIMEに入力してもらう体制を整えていきたいです。従業員が管理画面での操作にどこまで対応できるかを見ながら判断していき、使用上のルールづくりなど準備を進めていきたいです。
KING OF TIMEに改善点はあるでしょうか。
清原様: 例えば年末調整に関してオンラインヘルプがあって、そこに記載された情報をPDFなどでダウンロードできたら、従業員に配布できて便利だと思います。従業員によっては、やはりまだまだ紙のマニュアルのほうが便利なので、柔軟に対応できるよう配慮いただけると嬉しいです。
私がKING OF TIMEを使用し始めてから年末調整機能が拡張されたように、何度も機能拡張が行われているので、今後も期待したいです。
具体的に期待されている機能拡張はありますか。
清原様: 交通費の課税、非課税対応です。現状でも非課税は自動で判断し、課税区分はマスターを作成すれば対応できますが、機能拡充されれば自分たちでマスターを作成しなくても済みますし、給与計算で確認作業が減ります。さらに作業効率が上がると思っています。

【PROFILE】

1998年設立。「備後の里」「備後の里まなぐら」「備後の里まなぐら南」と三つの施設を運営し、ケアハウス、デイサービス、居宅事業所、訪問看護、ショートステイなどのサービスを提供。「医療と福祉の共同ゾーンの構築」をテーマとし、診療所も隣接。誰もがより人間らしく豊かな老後を過ごすために、最適な環境の構築を目指しています。


<2024年9月13日掲載>

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