まず、我々は一人ひとりがエンパワーメントされ、人と組織が成長し続ける世界的なテックカンパニーを創りたい、そこに貢献したいと思っています。その中で、People Experience チーム(略してPXチーム)は、メルカリの社員一人ひとりが力を発揮してその人と組織、そして企業が成長し続けられる環境の維持向上に努めているチームです。具体的には、評価制度、柔軟な働き方、グローバル化、福利厚生施策など、Emploee Experienceを常に意識しながら様々な施策の検討・企画をしています。それに加えて、入社手続き、社会保険手続き、勤怠管理、給与計算、安全衛生管理等の労務業務も行っており、日本にいる社員の勤怠管理で「KING OF TIME」を利用させて頂いています。
Q.柔軟な働き方について具体的に教えてください。
メルカリらしい柔軟な働き方については今後も追求していきたいと思っていますが、現状では、自分のライフスタイルに合わせて仕事ができるように「コアタイムを12~16時とするフレックスタイム制」を導入しているのが1つの柔軟な働き方の具体例かと思います。例えば、あるエンジニアは昼出社のほうが良い、小さな子供を育てている社員は保育園の送り迎えに支障がない時間で働きたい、といった要望をできる限り実現できるような制度にしています。柔軟にすれば良いというものでもなく、私達はコアタイムに全員がそろって顔を突き合わせて仕事することが、業務効率化にもつながり、よりインパクトのある仕事ができるのではないかと思っています。これはメルカリが掲げる「All for one」というバリューにも則しているもので、バリューも大切にしながらメルカリらしい柔軟な働き方を日々考えています。
外国人を含む1650名超の社員を少人数で管理。
Q.「KING OF TIME」での勤怠管理は何名で担当されていますか。またどのように利用なさっていますか。
入社後のオリエンテーションで一度、打刻を体験してもらっています。また、弊社はメンター制度を導入しており、わからないことを相談できるようにしていますし、社内用のWikiも用意してあるので、そこでKING OF TIMEについての不明点も確認できるようにしています。基本的な使い方に関して戸惑いは少ないかと思います。
Q.外国籍の社員の方々にもお使いいただいているのでしょうか。
はい、外国籍の社員も使っております。KING OF TIMEに英語版があるのはありがたいのですが、日本で働くのが初めてという外国籍の社員も多く、英語の言葉だけを見ても、その言葉がそもそもどういう休暇なのかが分からない、ということがあります。例えば、カーソルを合わせるとその休暇の意味が表示されたりする機能や、休暇の名称を日英表記できるよう字数制限を解除していただくと、さらに便利になると思います。
SlackとのAPI連携です。Slackのトークルームに各マネージャーとPXチームの労務担当が入っており、残業が36協定に違反しそうな時は自動でアラートがあがる仕組みをつくり、対策をしています。
弊社はSlack中心でメールをあまりみない社員も多くいますので、少人数で効率よい管理が実現できていると思っています。KING OF TIMEは外部サービスとの連携がオープンなため、こちらの工夫次第で活用の幅が広がるところは魅力に感じています。
Q.打刻はどのようにされていますか。
ICカードでの打刻を利用していますが、それと併用でWi-Fi打刻も利用しています。
Q.ここでもAPIの活用ですね。Wi-Fi打刻のことを詳しく教えてください。
弊社のエンジニアが作ったものですが、会社Wi-Fiに接続した一番早い時間と接続が切れた一番遅い時間をKING OF TIMEに自動で飛ばし、それぞれ出勤・退勤時刻とする仕組みにしています。
ICカードを所持させて打刻させる場合、多少の煩わしさもありますし、どうしても打刻漏れが発生してしまいますので、評判の良い仕組みです。管理上も効率が上がりましたし、社員も喜んでいます。
Q 最後になりますが、そういった中で貴社が「KING OF TIME」に求められるものは何でしょうか。
弊社内で今後さらに働き方が多様化してきた際に、部署ごとや社員ごとでの設定のカスタマイズをより細かくしなければいけなくなるかもしれません。現状もサポートの方には助けていただいていますが、管理側でそういった制御がどんどんできるようになると嬉しいです。
また、御社がAPIを公開して、必要な情報・取りたい情報を弊社側でカスタマイズできるということはありがたく思っています。より多くのAPI公開を今後も期待しています。
導入後も、紹介もあり何度か他社様のサービスを検討する機会がありましたが、KING OF TIMEと同等の使い勝手がいいのものはなかなかありませんでした。引き続き、今後ともよろしくお願い申し上げます。
外国人を含む1650名超の社員を少人数で管理。
多彩なAPI連携
弊社はSlack中心でメールをあまりみない社員も多くいますので、少人数で効率よい管理が実現できていると思っています。KING OF TIMEは外部サービスとの連携がオープンなため、こちらの工夫次第で活用の幅が広がるところは魅力に感じています。
ICカードを所持させて打刻させる場合、多少の煩わしさもありますし、どうしても打刻漏れが発生してしまいますので、評判の良い仕組みです。管理上も効率が上がりましたし、社員も喜んでいます。
サポートも評価ポイント
ユーザーの多いサービスなので多少電話がつながりにくいことがありましたが、オペレーターの方の対応の質は非常に高く、どの方に当たっても皆さん丁寧で嫌な思いをしたことがありません。もちろん即答できず、確認後折返しの場合もありますが、その後は小まめに折返しの電話をいただき、こちらが出られなかった時に逆に申し訳なかったと思うくらいです。
働き方という形よりも環境支援の形ではありますが、やはりエンジニアが多い会社なので、最高のパフォーマンスを出せるように、希望のPCや最新の設備を提供し、より働きやすい環境を整えることは意識しています。あとは、グローバル化を進める中での英語レッスン等の提供もしています。労務管理の観点から残業管理は必要ですが、残業を抑制する、というよりは、働きやすい環境・社員がパフォーマンス最大化される環境を整え続けることが大事だと思っています。万が一のことに関しては、merci box等のダウンサイドのサポートも充実させ、社員が安心して思いっきり働ける環境をつくっているのも取り組みの1つと呼べるのではないかと思います。
また、御社がAPIを公開して、必要な情報・取りたい情報を弊社側でカスタマイズできるということはありがたく思っています。より多くのAPI公開を今後も期待しています。
導入後も、紹介もあり何度か他社様のサービスを検討する機会がありましたが、KING OF TIMEと同等の使い勝手がいいのものはなかなかありませんでした。引き続き、今後ともよろしくお願い申し上げます。