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導入企業インタビュー

毎日の勤怠締め→給与前払いで
人財戦略につながる勤怠管理を推進。
株式会社ソーシエ様の導入事例

毎日の勤怠締め→給与前払いで<br class='pc-only'>人財戦略につながる勤怠管理を推進。<br><span class='company_name_sub'>株式会社ソーシエ様の導入事例</span>

宅配寿司「銀のさら」のフランチャイズとしてスタートして以来、食とケアサポートを2つの柱として、さまざまな事業を展開してきた株式会社ソーシエ。事業の幅が広いということは、当然ながら雇用形態および勤務形態もさまざまという複雑な勤怠管理を行うために、KING OF TIMEの導入に至ります。「KING OF TIMEの導入は人財戦略の一環でもある」という人財戦略室の田村様にお話をうかがいました。

事業概要

社名
株式会社ソーシエ
業態
保育事業、介護事業、障がい者福祉事業、教育事業、飲食事業、
リラクゼーション事業
利用者数
800名
拠点数
50拠点
打刻方法
パスワード認証、Myレコーダー、クラウドタイムレコーダー
導入前
自社開発の勤怠管理システム
連携サービス
給与前払いサービス「CRIA」
介護専門シフトサービス「CWS for Care」

<2025年2月21日掲載>

導入前の課題

・自社開発の勤怠管理システムは動作が重く、仕様変更のたびにコストがかかっていた
・その後導入した勤怠管理システムは、ヘルプ勤務非対応で現場から「対応してほしい」と声が上がった

導入後の効果

・ヘルプ勤務に対応しており、各従業員がそれぞれの店舗で何時間勤務したのかを自動集計できた
・連携サービスの給与前払いサービス「CRIA」を導入したことで採用・人材確保につながった
・「CRIA」の導入により毎日勤怠を締める習慣がつき、グループ全体で年間約400時間の作業時間を削減できた

人財戦略室 田村様

人財戦略室 田村様

自社開発システムの運用保守にかさむ労力とコスト

KING OF TIME 勤怠管理を導入する前は、どのように勤怠管理を行っていましたか。
田村様:自社開発の勤怠管理システムを利用していました。Googleスプレッドシートをベースにしたもので、運用保守はアウトソーシングしていました。自社開発なので勤怠データ以外の情報も取得できるようにするなど、自分たちにとって使いやすいように改善できて自由度は高かったです。
自由度は高いのに、勤怠管理システムを変えたのはどういった理由ですか。
田村様:システム内に蓄積されていく情報が増えるたびに、どんどん動作が重くなっていったんです。細かな権限設定ができなかったので、誰でも閲覧ができ、誰かが操作ミスをすると全体に影響が及ぶようなエラーになってしまいます。修正はアウトソーシング先に依頼するのでスピーディーに対応できなかったですし、Googleに依存したシステムだったので、Googleの仕様が変わったらその都度対応しなければならず、外注コストがかさんでいました。
何とかしたいと思い、使用中の給与計算システムがシリーズで出している勤怠管理システムを導入。同じシリーズなら連携もスムーズだし、使い慣れているからいいだろうと判断しましたが、わずか2か月でKING OF TIME 勤怠管理に変更することになりました。
KING OF TIME 勤怠管理に変更したのはなぜですか。
田村様:ひとことで言えば柔軟性です。当社は事業数が多く、事業所数も50近くあります。例えば飲食や介護は、昼間だけでなく夜の時間帯の勤務もありますし、希望シフト制のため、早番・遅番があったりと、勤務時間が人によって異なります。ですからバラバラの勤務形態にも対応できるシステムでなければ適しません。その点、KING OF TIME 勤怠管理はさまざまな勤務形態にも対応できるシステムだと思いました。
人財戦略室 田村様

人財戦略室 田村様

自社の特性に合うシステム導入が、人材戦略にもつながる

どのようにしてKING OF TIME 勤怠管理を知りましたか。
田村様:僕は数年前に本社に異動してきたのですが、その前は当社が以前運営していたビストロの店長を務めていたんです。そのビストロでKING OF TIME 勤怠管理を使用していたこともあり、変更するならKING OF TIME 勤怠管理がいいなと思い浮かびました。ビストロは1店舗だけで、出退勤の管理のみだったので多彩な機能を使いこなしてはいませんでしたが、調べてみるとKING OF TIME 勤怠管理は柔軟に対応できる機能が多くて、それが決め手になりました。
具体的に柔軟だと感じたところを教えてください。
田村様:さまざまな勤務形態に対応できるシステムであることは大前提として、特にいいなと思ったのはヘルプ勤務対応です。先に導入した勤怠管理システムはヘルプ勤務に対応しておらず、現場の管理者から「ヘルプ勤務に対応してほしい」と多くの意見が上がってきたほどでした。ヘルプ勤務に入った従業員の人件費は、通常働いている店舗や施設ではなく、ヘルプに入ったところに付け直さないといけません。ヘルプ勤務の勤務時間を計算できないと現場はかなり困ります。KING OF TIME 勤怠管理では、各従業員がそれぞれの店舗で何時間勤務したのかを自動的に集計できます。この機能はありがたかったです。
それからもう一つの理由として、人財戦略に結びつけられるシステムであったことですね。
人財戦略とはどのような戦略でしょう。
田村様:勤怠管理システムを変更したのと同時に、KING OF TIME 勤怠管理とAPI連携をしている給与前払いサービス「CRIA」を導入しました。現在、飲食事業などで働くパートさんやアルバイトさんたちが応募の決め手の1つとしているものが日払いです。日払いに対応できるかどうかで採用率が格段に変わってきます。
KING OF TIME 勤怠管理から、勤怠データを「CRIA」に連携できるので、勤怠データを「CRIA」に手入力する必要がありません。そうした管理者などの工数が減ることも重要ですが、当社の採用に直結するような体制を整えることで、従業員の確保につなげていくことが一つの人財戦略になると考えました。その観点から見てもKING OF TIME 勤怠管理は最適だと思います。

複雑なルールの介護・保育事業にも対応

介護事業部、保育事業部

介護事業部、保育事業部

トライアルのお申し込みから、9か月程度で全事業に導入されたそうですね。
田村様:そうです。各事業部によって規模が違うので、まずは保育、飲食、介護の3事業部で3か月ずつテスト運用を行いました。給与計算に必要な集計データを確認するなどの初期設定を行い、その後全事業へ導入しました。実は、私の判断で先に導入した勤怠管理システムから短期間でKING OF TIME 勤怠管理に変更したため、サポートの予算を確保できなかったんです。今回は自力で設定を行いましたが、予算があれば有償サポートを使いたかったです。
従業員の方々にはどのように導入の説明を行われましたか。
田村様:各事業所の責任者とは事前に入念に打ち合わせを行い、どの打刻方法なら従業員に定着するのかなど話し合いました。特に介護事業部や保育事業部の方々は業務でパソコンを使うことが少ないので苦手意識を持っています。そういう方たちにも簡単に使えるんだと理解してもらうことを最優先に考え、独自のマニュアルと手順説明の動画を作って配布し、説明会を開きました。
運用開始までの間で一番苦労したことは何でしょうか。
田村様:各事業部によってバラバラの勤務形態をシステムに反映しやすく整えていくことです。例えば介護事業部は、従業員の勤務状況などを行政に提出しなければいけません。保育事業部も同様で行政への提出が義務付けられているものがあるので、給与計算に直結する勤怠管理も非常に複雑です。KING OF TIME 勤怠管理でも対応できないところがあったので、API連携できる別のシステムを活用して対応策を考えるなどしました。
その対応策を教えてください。
田村様:例えば介護事業者の常勤換算(介護施設で働いている人の平均人数)です。KING OF TIME 勤怠管理では常勤換算ができませんが、API連携で介護専門シフトサービス「CWS for Care」※と連携させることで対応しました。KING OF TIME 勤怠管理でもシフト管理はできますが、介護事業部は「CWS for Care」でシフト管理を行っています。 シフト管理をKING OF TIME 勤怠管理で行っている事業部もあって、各事業部にとって一番都合のいい方法を選択できる柔軟性が、KING OF TIMEのすごいところだと思っています。やり方次第でいかようにもという感じです。

※2025年2月現在「CWS for Care」は新規契約受付を停止しております。

外部連携で作業習慣を変える意外なメリットも

KING OF TIME 勤怠管理の導入により、業務においてどのような変化がありましたか。
田村様:勤怠管理システムを軸にしながら、給与計算システムなどと連動させることによって総合的に作業効率を上げる仕組みづくりをしています。勤怠管理システム単体での成果ではありませんが、ソーシエグループ全体で年間約400時間は作業時間を削減できました。
例えば保育事業部では、自社開発の勤怠管理システムが給与計算システムと連携していなかったので、集計した勤怠データを給与計算システムに手入力していました。保育事業部で働く約250名の従業員の勤怠データを、2名のマネージャーが入力していたのですが、「作業時間が減って楽になった」と現場からの声も届いています。
作業効率が上がったこと以外に実感された変化はありますか。
田村様:当グループにとっては給与の前払いは採用面でも重要で、「CRIA」を導入したと先に話しましたが、KING OF TIME 勤怠管理と「CRIA」との親和性がとても良くて、想定していなかったメリットが得られました。
KING OF TIME 勤怠管理は日ごとに勤怠締めができますが、「CRIA」は勤怠締めが完了していないと給与情報が反映されません。だから給与を前払いする従業員がいる事業部では、毎日勤怠締めをすることになります。今までは月末にまとめて勤怠データを確認していましたが、毎日勤怠データをチェックして確実に締める習慣がつき、労務管理への意識が上がりました。月末には正確な勤怠データが揃っていて、給与の前払いもできるようになって一石二鳥だと感じています。
KING OF TIMEとCRIAの連携

KING OF TIMEとCRIAの連携

あらゆる業種で活用できるKING OF TIME

今後はどのようにKING OF TIMEを活用していこうと考えていますか。
田村様:直近では有給休暇の申請をKING OF TIME 勤怠管理で行う予定です。現状は本部のバックオフィス系の従業員と、保育事業だけ先行してテスト運用を始めています。今までは有給休暇の残日数を確認する場合は、労務が控えている情報を確認して管理者などに伝えていましたが、今後はKING OF TIME 勤怠管理ですぐに確認できるようになるので、グループ全体で稼働すれば、さらに労務の工数が減るはずです。
幅広い業種を展開されているからこそお聞きしたいのですが、KING OF TIMEはどんな業種に適していると思いますか。
田村様:使えば使うほど機能の豊富さに気づき、こんなふうに使えると発見があります。多種多様な働き方がある当社でも十分に活用できているので、大半の企業に適していると思います。また、複数事業を展開しているところでも使えるはずです。実際に活用している私だからこそ、業種を選ばずどんな企業でも使えると断言できます。

【PROFILE】

2007年設立。保育事業、介護事業、障がい者福祉事業、教育事業、飲食事業、リラクゼーション事業の6事業で、人に寄り添い、人と向き合うことを軸に事業を展開しています。主なブランドは、宅配寿司「銀のさら」、宅配御膳「釜寅」、介護デイサービス「シェフズデイサービス」、障がい者グループホーム「らしく」、学童機能付き英会話スクール「キッズパスポート」、認可小規模保育「ぽとふ保育園」、インドアゴルフスクール「わたしのゴルフ」など。

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